2025年9月のApple Eventで、今年もたくさんの新製品が登場しました。
新しい iPhone 17シリーズ、シリーズ初の薄型モデル iPhone Air、さらに進化した AirPods Pro 3、そして最新の Apple Watch(Series 11 / SE 3 / Ultra 3)。まさに盛りだくさんの発表です。
この記事では、それぞれの製品を「どんな特徴があるのか」「どこが注目ポイントなのか」をざっくり整理しました。
また iPhone 17シリーズとiPhone Airの比較表 もあるので、「結局どっちを選べばいいの?」という疑問にもお答えします。
AirPods Pro 3

基本スペック
- 世界最高クラスのノイズキャンセリング(AirPods Pro 2に比べて最大2倍の性能)
- 耳で心拍を測れるセンサーを新搭載
- バッテリー:ノイズキャンセリング時で最大8時間、ケース込みで最大30時間
- 充電はUSB-C(※ケーブルは同梱なし)
- 価格:39,800円(税込)
- 発売日:2025年9月19日
ここが注目
注目はやっぱり「耳で心拍が測れる」こと。ランニングやジムなど、運動中の体の変化をその場で確認できるのは便利です。
さらに、ノイズキャンセリングの性能もグッと上がっていて、飛行機や電車の中でも快適に音楽や動画を楽しめそうです。
ひとこと
これまでのAirPodsは“音楽を聴くためのイヤホン”という印象でしたが、今回のモデルは“健康もサポートするアイテム”に進化した感じです。
もちろん音質も向上しているとのことなので抜かりなし。
さらに今後のソフトウェアアップデートでライブ翻訳にも対応予定とのこと(AirPods Pro 2とAirPods 4も対象)。
これは、相手が話した言葉をその場で翻訳して耳に届けてくれる機能で、旅行や海外の人との会話にも役立ちそうです。
音楽だけでなく、会話や学習の面でも活躍しそうで楽しみです。
Apple Watch Series 11

基本スペック
- ディスプレイ耐久性が2倍(セラミックコーティング採用)
- バッテリー:通常24時間、低電力モードで最大38時間
- 5G対応のセルラーモデルを用意
- 健康機能:高血圧通知(※日本国内では利用未定)、心電図(ECG)、心拍数、睡眠スコア
- 価格:64,800円(税込)〜
- 発売日:2025年9月19日
ここが注目
注目は「高血圧通知」。海外では話題になっていますが、日本で使えるかはまだはっきりしていません。
ただし、ディスプレイの傷に強くなった設計やバッテリー持ちの改善など、日常的な使いやすさはしっかり向上しています。
ひとこと
Series 11は「バッテリーと健康機能を強化した正統進化モデル」という印象です。
Series 10からの大きな変化は少ないですが、Series 9以前を使っている人にとっては買い替えメリット大。
長く安心して使えるモデルに仕上がっていると思います。
Apple Watch SE 3

基本スペック
- S10チップ搭載で処理速度が向上
- 常時表示ディスプレイに初対応
- バッテリー:最大18時間、高速充電に対応
- 心拍数、睡眠スコアなど基本的な健康機能を搭載
- 価格:34,800円(税込)〜
- 発売日:2025年9月19日
ここが注目
ついにSEシリーズも常時表示ディスプレイに対応。手首を傾けなくても画面が見られるのは、日常使いで大きなメリットです。
また、チップが新しくなり操作のサクサク感もアップ。エントリーモデルながら普段使いには十分な性能を備えています。
ひとこと
「初めてのApple Watchならこれ!」と言える定番モデル。
Series 11のような先進的な健康機能はないものの、日常生活を便利にするには必要十分。価格も手ごろで買いやすい1本です。
もし僕が人に勧めるとしたら、SE3を勧めると思います!
Apple Watch Ultra 3

基本スペック
- 大型OLEDディスプレイ(最大3,000ニト)
- バッテリー:約42時間、低電力モードで最大72時間(公式テスト条件下)
- 5G対応、衛星経由の緊急SOS(アクティベーション後2年間は無料)
- ケース素材:チタニウム/100m耐水、水深40mまでのレクリエーショナルダイビング対応
- 価格:129,800円(税込)〜
- 発売日:2025年9月19日
ここが注目
電波の届きにくい場所でも使える衛星経由の緊急SOSに対応。
バッテリーも最長72時間まで延ばせるので、登山やキャンプなどの長時間行動に安心感があります。
ひとこと
「冒険やアウトドアのためのApple Watch」としてますます進化しました。
見た目も機能もタフで頼もしい一方、セルラーモデルしか選べないため、通信契約が前提になる点は注意が必要です。アウトドアでの安心を重視する人には強い味方になるでしょう。
性能をフルで使い切る人は少ないと思いますが、Apple Watch Ultraは憧れで買ってもいいモデルと思います。
僕もいつかは…。
iPhone 17シリーズ(17/17 Pro/17 Pro Max)


基本スペック
- ディスプレイ
・17:6.3インチ OLED、ProMotion 120Hz、Super Retina XDRディスプレイ
・17 Pro:6.3インチ ProMotion OLED、常時表示対応
・17 Pro Max:6.9インチ ProMotion OLED、常時表示対応 - チップ
・17: A19
・17 Pro/Pro Maxは A19 Pro - ストレージ
・17:256GB/512GB
・17 Pro:256GB/512GB/1TB
・17 Pro Max:256GB/512GB/1TB/2TB - セキュリティ
・全モデルで Memory Integrity Enforcement(MIE) に対応 - バッテリー
・ビデオ再生で最大30時間(無印モデル基準) - 国内価格(税込)
・17:129,800円(256GB)/164,800円(512GB)
・17 Pro:179,800円(256GB)〜249,800円(1TB)
・17 Pro Max:194,800円(256GB)〜329,800円(2TB) - 発売日:2025年9月19日
ここが注目
今回大きな進化は、無印モデルでもProMotion 120Hzディスプレイに対応したこと。これまではProモデルだけの機能だったので、日常のスクロールや動画視聴のなめらかさがぐっと増しました。
一方で、Pro/Pro Maxは新しいアルミのユニボディデザインとベイパーチャンバー冷却を採用し、放熱性や安定性が向上。ハードな使い方をしても性能を維持しやすくなっています。
カメラ面では、無印も48MPカメラを搭載しましたが、Pro/Pro Maxは望遠性能がさらに強化され、写真や動画の表現力に差が出ています。
ひとこと
iPhone 17シリーズは「標準モデルの底上げ+Proモデルの完成度アップ」という進化。
特に無印の120Hz対応は、16シリーズからの買い替えを検討する人にとって大きな魅力です。
ストレージも最小で256GBと容量アップ。
Pro/Pro Maxは価格こそ高めですが、性能と使いやすさの完成度はシリーズ最高レベル。
デザインや素材の変更、ベイパーチャンバーによる放熱性アップなど変更点もありますが、スペック重視の人にはいいかも。
今回のラインナップ、どこまで性能を求めるかで選び方が変わってきそうです。
ちなみに今回からPlusモデルはなくなっています。
大きい画面はPro Maxか次に紹介するiPhone Airしかありません。
ストレージ容量アップもあり、以前よりも高価格帯になってきてますね…。
iPhone Air

基本スペック
- 厚さ5.6mm、シリーズ史上最薄・最軽量のボディ
- 6.5インチ Super Retina XDR OLED、120Hz対応、Dynamic Island搭載
- A19 Proチップを採用
- カメラ:48MPリアカメラ+18MPフロントカメラ
- バッテリー:動画再生最大27時間、ストリーミング動画最大22時間 (※MagSafeバッテリー併用時は動画再生最大40時間)
- ストレージ:256GB/512GB/1TB
- 価格:159,800円(税込)〜
- 発売日:2025年9月19日
ここが注目
最大の特徴は「世界最薄クラスのデザイン」。
チタンフレームを採用することで、軽さと強度を両立しています。
しかも中身はProと同じA19 Proチップ。
薄さを追求しながら、ハイエンド級のパフォーマンスを楽しめるのが魅力です。
ひとこと
「持った瞬間に違いがわかるiPhone」という印象。薄くて軽いのに性能はPro並みで、特にデザインや持ち心地にこだわる人に刺さりそうです。
バッテリーも単体で十分長持ちし、さらにMagSafeを組み合わせれば動画再生で最大40時間とタフに使えるのも安心ポイント。
価格は高めですが、“特別感”を求める人にはぴったりのモデルです。
ちなみにiPad Pro(M4)の厚さは5.1mm、あちらも手に持った時の薄さの衝撃はすごかったです…。
iPhone 17シリーズ vs iPhone Air 比較表
モデル | ディスプレイ | チップ | ストレージ | カメラ | バッテリー(動画再生) | 国内価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|
iPhone 17 | 6.3インチ OLED、120Hz ProMotion | A19 | 256GB 512GB | 48MPトリプルカメラ | 最大30時間 | 129,800円 〜164,800円 |
iPhone 17 Pro | 6.3インチ ProMotion OLED、常時表示 | A19 Pro | 256GB 512GB 1TB | 48MPトリプル(強化版) | 最大30時間前後 | 179,800円 〜249,800円 |
iPhone 17 Pro Max | 6.9インチ ProMotion OLED、常時表示 | A19 Pro | 256GB 512GB 1TB 2TB | 48MPトリプル(強化版・望遠性能アップ) | 最大32時間前後 | 194,800円 〜329,800円 |
iPhone Air | 6.5インチ Super Retina XDR OLED、120Hz | A19 Pro | 256GB 512GB 1TB | 48MPリア+18MPフロント | 最大27時間(MagSafe併用で40時間) | 159,800円 〜229,800円 |
比較のポイント
- 無印の17は価格を抑えつつ120Hz対応になり、大幅に進化。
- Pro/Pro Maxはチップ性能やカメラ強化、冷却システムなど「本気のハイエンド」。
- Airは「最薄・最軽量」のデザインにProチップを搭載した特別モデル。バッテリーは単体だと少し控えめだが、MagSafeを組み合わせれば長時間駆動も可能。
おわりに|まとめと選び方のヒント
2025年9月のApple Eventは、iPhoneを中心に大きな進化がありました。
無印のiPhone 17が120Hz対応で大きく底上げされた一方、Pro/Pro Maxは冷却や望遠カメラなど、ハイエンドらしい完成度を追求。
新登場のiPhone Airは「薄さ」と「特別感」で、新しい選択肢を提示してくれました。
AirPods Pro 3はノイズキャンセリングの強化に加え、心拍センサーや今後のライブ翻訳対応といったワクワク感のある機能を追加。
Apple Watchも用途ごとに進化が進み、初心者向けのSEからアウトドア派のUltraまで選びやすくなっています。
- コスパ重視なら iPhone 17:性能が底上げされ、普段使いには十分。
- とことん性能を求めるなら Pro/Pro Max:冷却やカメラの進化でプロ仕様に。
- デザインと軽さを重視するなら iPhone Air:持ち心地と特別感を最優先。
- Apple Watchは目的で選ぶ:初心者はSE、健康重視ならSeries 11、アウトドアならUltra。
- AirPods Pro 3は“音+健康+翻訳”を楽しみたい人向け。
自分のライフスタイルや使い方をイメージして選ぶと、きっとぴったりの1台が見つかるはずです。
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