はじめに|iPad、アクセサリで使いやすさが変わる!
先日友人がiPad(A16)の購入を考えてるとのことで、おすすめのアクセサリを話してきました。

iPadって、本体だけでもいろんなことができて便利ですよね。
でも実は、ちょっとしたアクセサリを加えるだけで「使いやすさ」がグッと上がるって知ってましたか?
たとえば、手書きがサラサラになるフィルムとか、画面を立てかけるスタンド、出先でも安心な充電器など…。
僕自身はiPadを仕事でも趣味でもガッツリ使っているほうですし、使い方があまり一般的でない(本音はiPad miniだけで仕事したい!)ですが、今回は「ガチ勢じゃなくても快適に使える!」をテーマに、ライトユーザー向けのおすすめアクセサリを紹介します。
ターゲットははじめてのiPad(無印)ユーザーです。
なにを買えばいいかよくわからない
最低限でいいから失敗したくない
そんな人のために、“まず揃えたいもの”から“使い方次第で便利になるもの”まで、カテゴリごとにわかりやすくまとめました。
iPadデビューしたばかりの方や、これからアクセサリを揃えていきたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
僕のアクセサリ選びの基準
iPadにはApple純正の高機能アクセサリもいろいろありますが、僕が選ぶときに意識しているのは、「iPadを買い替えても使い続けられるものかどうか」ということ。
たとえば「Magic Keyboard Folio」。
とても便利で完成度も高いんですが、本体と一緒に買い替えが必要になるのが悩みどころ。
特に無印iPadからステップアップする人は多いので、最初から高価な専用アクセサリを揃えるのはあまりおすすめしていません。
もちろんこれから長く使い続けるのであれば便利なので買う価値アリです!

逆に、Bluetooth接続のキーボードやマウス、汎用的なスタンドや充電器などは、どのiPadでもずっと使い続けられるのが魅力。
これからアクセサリを揃えていくなら、まずは「買い替えてもムダにならない」ものから選ぶのが安心です。
この記事では、そういった視点から「これは持っておくと便利!」と思えるものをカテゴリごとに紹介していきます。
マストバイ!まず揃えたい3つの基本アクセサリ
iPadを買ったばかりの人にまずおすすめしたいのが、「マストバイ」と呼べる基本のアクセサリです。
この3つは、iPadの使い方に関係なく、ほとんどすべての人に役立つもの。
保護・快適さ・安心感のベースを整えてくれる存在です。
画面フィルム|目も手も快適にしてくれる名脇役
iPadを買ったら、まず貼っておきたいのが画面フィルム。
特におすすめなのが、ペーパーライクフィルムです。
名前のとおり「紙のような描き心地」で、Apple Pencilを使う人にはもちろん、指での操作でもサラサラしてて反射を抑えて見やすくなるので快適です。
ガラスフィルムに比べると若干手の汚れがつくようですが、クリーニングクロスで拭くのであまり気になりません。
僕はPCフィルター専門工房のフィルムを使っていますが、他にもESRのフィルムなど良品があります。


「とりあえず1枚貼っておきたい」という人にもピッタリです。
ケース・カバー|軽さ・保護・スタンド機能が一体に
持ち歩きが多い人にも、自宅で使う人にもおすすめなのがケースやカバー類。
傷防止や落下対策になるのはもちろん、スタンド機能があると動画視聴や作業も楽になります。
定番はApple純正のSmart Folio。
磁石でパチッとくっついて、軽いのにしっかり立てかけられるのが便利です。

ちょっとお値段高いので、個人的にはESRのケースがおすすめです。
手軽に買えて使いやすく、人におすすめするときもよく選びます。

画面保護のカバーを取り外しできるものも◎。

手に持って使う時は手軽に画面カバーを外せるので使い勝手いいですよ。
クリーニングクロス|気持ちよく使うために
画面を触ることが多いのでクリーニングクロスはぜひ持っててほしいです。

手軽に買えてしっかりキレイになるので1枚持っておくといいですよ。
これ1枚でiPadもスマホもキレイになります。

あると便利!使い方が広がって、ちょっと快適になるアクセサリ
iPadって、アクセサリを組み合わせることでできることがグンと広がります。
ここでは、必須じゃないけど「あるとやっぱり便利!」と思えるアイテムを紹介します。
iPadをもっと活用したい人に向けて、気軽に取り入れられるアクセサリを中心にまとめてみました。
Apple Pencil・スタイラスペン|メモも操作もペンでサクッと
Apple Pencilがあると、iPadが一気に“手書きノート”に早変わり。
ノートアプリにメモを書いたり、PDFに書き込んだり、サラサラ書けて気持ちいいです。
ペンシルでの手書きのためにiPadを使い始める人も多いんじゃないでしょうか。
「ちょっとお値段が…」「そこまで使うかわからない…」という人は、互換のスタイラスペンから試してみるのもアリ。
ちょっとしたメモや、細かい操作をするときに便利で、「指よりラク」な場面は意外と多いですよ。

無くすのが怖い場合は「探す」機能に対応したものもあります。

Bluetoothキーボード|文字入力がグッと快適に
長めのメールを書いたり、メモを取ったり、文章を入力する機会が多い人は、Bluetoothキーボードがあると作業効率がぐっと上がります。
僕はiPadでキーボードを使うのは外出時なので、携帯性と打ち心地からMOBO Keyboard2を使っています。

- 小さくて持ち運びやすい
- Bluetooth最大2台まで切り替え+USB接続可能
- 打鍵感もなかなか快適
といった感じで、iPadとの相性も◎。
自宅だけで使うなら、ちょっとだけいいキーボードを買ってPCとiPad両方で使うのもアリですよ。


Bluetoothマウス|ポインタ操作ができるとラクな場面も多い
iPadはタッチ操作が基本ですが、マウスを使うとPCのような感覚で操作できるようになります。
細かいボタンを押したり、長時間の作業をする人にはかなり便利。
個人的にはMagic Trackpadをおすすめしたいです。
とても気持ちよくiPad操作ができるようになります!

ただ、さすがにこの値段を出すのはためらいますよねー。
なので、もしすでにBluetooth接続のマウスを持っていれば一度iPadに接続して使ってみてください。
持ってない場合は試しに手頃なマウスを買ってみて、試すのもアリだと思います。

マウスもキーボードと同じように、iPadとPCで切り替えて使うのも便利ですよ。
ただ、僕自身もベストなマウスをまだ探しているところです。
今のところMagic Trackpadが一番使いやすいでしょうか。
(詳しくは過去の記事をご覧ください↓)


折りたたみスタンド|姿勢がラクになると集中力もアップ
iPadを机に直接置いて使っていると、つい猫背になりがち…。
スタンドを使って画面を持ち上げるだけで、姿勢がラクになって疲れにくくなります。
BoYataは値段も手頃でしっかりとした作りで、僕も愛用しています。

キーボードやマウスを使う時は視点を上げるだけで疲れ方が全然違いますし、ペンで書き込む時も低く傾けた状態でしっかり支えてくれるのでとても書きやすいですよ。
(Smart Folio型ケースの手書きスタイルはケースが少したわむのでちょっと書きにくい…)
高さや角度を調整できるタイプなら、動画視聴にもタイピングにも対応。
コンパクトなものを選べば、外出先でも活躍してくれます。
充電器|小型でも高出力なモデルが安心
iPadはバッテリー容量が大きいぶん、スマホ用の充電器だとパワー不足になることもあります。
無印iPadは30Wでの急速充電も可能なので、30W以上の充電器がおすすめです。
僕はCIOのUSB-C充電器をよく使うことが多いです。
- 小型でもパワフル
- iPhoneやMacと兼用できる
- 出先でも安心感がある
- 国内メーカー
という点が気に入っていて、1つ持っておくだけでかなり安心です。
あと、よくAmazonなんかでセールしているので買いやすいというのもポイントです!
中でもCIOのNovaPort SLIM 45Wは薄型でガジェットポーチにも入れやすく、MacBook Airも充電できるのでおすすめです。
壁に刺す場合もケーブルが下向きになるので狭い場所でも使えます。

カフェなどで充電する時はコンセントの位置によってしっかり刺さらず不安定なことも。
そんな時はNovaPort DUOⅡ 45Wのようなスタンダードな形だと使えることが多いですよ。

充電ケーブルはデータ転送を行わないのであればマグネット内蔵で片付けも便利なスパイラルケーブルをおすすめします。
使わない時はクルクル丸まって散らからないのがポイントです。


環境に合わせて最適な充電器を探してみてくださいね!
使い方によっては便利!ハマれば手放せないアクセサリたち
このカテゴリでは、「誰にでも必要というわけではないけれど、使い方次第ではすごく便利になるアクセサリ」を紹介します。
活用シーンが限られるぶん、ピンときたら試す価値アリのアイテムです。
USB-Cハブ|iPadを“もう一歩PCっぽく”使いたい人に
iPadの弱点と言えるもの、それはUSBポートの数です。
充電しながら他のデバイスと有線接続したり、複数のデバイスを同時に繋ぐこともあると思います。
そんな時はUSB-Cハブが活躍します。
たとえば、
- 外出先でプレゼン資料を出力したい
- 一眼カメラの写真を直接取り込みたい
- USBメモリでデータをやりとりしたい
…というような「拡張性」を求める使い方をするなら、1つ持っておくと安心です。
おすすめはAnkerのUSB-Cハブ。
なかでもAnker 332はコスパもいいしコンパクトで使いやすいのでおすすめです。

充電しながら他の機器も使えるし、HDMI端子もあるので外部ディスプレイへの出力も可能です。
ちなみにこういった充電可能なUSBハブは15Wほど消費するので、iPadで急速充電する時は30Wではなく45Wの充電器が必要になります。
(先ほど紹介した充電器はどれも45Wです)
他にもスタンド付きや直挿しタイプなどあるので、使用スタイルに合った形状を選ぶのがポイントです。
スリーブケース|バッグにそのまま入れる人に
「iPadを裸でバッグに入れて持ち運びたい」派には、スリーブケースがあると安心感が段違いです。
- ケース+カバーだけだと心もとない
- 外出先で出し入れしやすいスタイルが好み
…そんな人には、クッション性のあるスリーブケースがおすすめです。
好みもあるのですが、コスパとシンプルさからハクバのスリーブケースをおすすめすることが多いです。

紙のような材質でシンプルなデザイン、頑丈で水にも強いので持ち出すときも安心。
仕事でもプライベートでも使えそうでこういうのは好みです。
大人っぽく持ち出したいならaso Layer Pouch 2もいいですね。

オリジナルレイヤー構造でスマートな形を維持してくれるので、スタイリッシュにiPadを持ち出せそうです。
iPadとApple Pencil、ケーブル類まで収納できるので、持ち歩きが多い人には特に便利です。
こういったアクセサリは、必要な人には”手放せない相棒”になりますよ。
作業環境やライフスタイルに合わせて、必要なものを選んでみてください。
まとめ
iPadは本体だけでもいろいろなことができますが、アクセサリを追加することで“快適さ”や“できること”が大きく広がります。
今回紹介したアイテムは、どれも僕自身が使って「これは便利だな」と感じたものや、友人にすすめたいと思えるものばかりです。
もちろん、全部そろえる必要はありません。
自分の使い方やライフスタイルに合わせて、
- 「まずは基本から揃えたい」
- 「ちょっと便利に使いたい」
- 「特定の用途で快適にしたい」
といった感じで、必要なものを少しずつ選んでいくのがちょうどいいと思います。
どれかひとつでも「これ、自分に合いそう!」と思えるアクセサリが見つかればうれしいです。
おわりに|アクセサリ次第で、iPadの使い心地はガラッと変わる
今回は、ライトユーザー向けに「iPadがもっと快適になるアクセサリ」を紹介してみました。
僕自身はわりとガッツリ使い込むタイプですが、「iPadに何を足せばいいのかわからない」という声をよく聞くので、そんな方にもわかりやすく、まず揃えておきたいもの・あると便利なものを整理してみた形です。
全部が必要というわけではありませんが、「これなら使いそうかも」「ちょっと気になるな」というものがあれば、ぜひ自分のスタイルに合うものから取り入れてみてください。
iPadがもっと“ちょうどよく使いやすくなる”きっかけになれば嬉しいです。